2022年 08月 21日
NEW POST
隣接した西側の区画を譲り受けることができて、これで気兼ねなく森の片づけができます。
もともとこの周辺はカラマツの森だったけど、寿命がきてカラマツが次々と倒れ、時には我が家の屋根や、お向かいの玄関の屋根を直撃した倒木もありました。
持ち主は、お子さまたちに残したくて買われたそうだけど、草刈りも倒木の始末にも来ないので、更地でもない草ボーボーの荒地を30年近く放置状態。
これがBeforeの状態。
野薔薇とススキの背丈1メートル以上の荒地になってたの。
お向かいのご主人が見兼ねて、道路ぎわはちょっとだけ刈っていてくださったけど。
隣地とはいえ勝手に草刈りはできないしね。
毎年、野薔薇のブッシュに地蜂が巣を作り、地元では有名な地蜂の巣「ヘゴ取り」の人が火薬を仕掛けたり、イノシシが巣を食べに来たりと攻防も繰り広げられていたところなの。
さてようやく登記も終わって我が家のものになったので、満を持して草刈りと侵食盛んな低木のマユミを伐採します。森の奥まで風が抜けるように。これが大事。
シルバー人材センター植木班で鍛えたじいじですからね。
低木の伐採なんてオテノモノよ。葉っぱは切って、細いけど、木は薪ストーブの焚き付けようにします。
わたしもせっせと、細めのマユミを根キリのこぎりで切り倒す、切り倒す。
2日かかってマユミのブッシュを切ったら、beforeは大きな木の幹が見えないけど、奥まですっきり見渡せるようになったのです。
比べるとね。
森は放置してはダメでね。どこを切って、どこを残すか。
八ヶ岳の仙人、柳生博さんになったつもりでよぉーく考えてね。
下草を全部刈って、熊手で草を集めたら以前倒れた大木がそのまま放置されていまして。これをどけないと整地や植林ができません。
流石にこの古木は持ち上げられないので、残った古木のカラマツ4本を切る時に業者さんに処分してもらわないとなりません。写真で見ると細く見えるけど、大人のひと抱えほどの太さがあります。これはその一部。まだいっぱい敷地中にあるのぉ。
20年経っても倒木はまだ朽ちないのね。
どんぐり農場(どんぐりから苗木を育ててます)で育てている広葉樹の苗木を植えて、次世代へ繋ぐ森にする予定です。
切ったマユミの切り株のトンガリを切り出し、大石(いたるところに石があるのが八ヶ岳南麓の森)を掘り起こして転がす仕事がこの後続くよ。
本日の成果を見比べると。
毎日、森しごとに精を出し、地元温泉巡りで汗を流す。涼しいからいい汗です。
物好きよね。
森はオニグルミの葉っぱが舞いはじめて、もう秋の気配が漂い始めた八ヶ岳です。
今夜は寒くて!ついに長袖パジャマに掛け布団を出しました。
by yukkescrap
| 2022-08-21 00:24
| 八ヶ岳スクラップ
|
Comments(0)