わたしよりもちょっとお姉さんの落合恵子さん。
深夜放送のレモンちゃんを聴くにはまだちょっと幼かったわたしです。
今、70歳代の落合恵子さん等身大の「
わたしたち」という最新本。
ちょっと先ゆく人生の先輩女性の想いを聞きくのも良いかなと思って図書館予約で手にしました。13歳からの親友女子4人の人生を綴っているんだけどね。
フェミニズムやら、女性の自立の困難さの世代の生き方が綴られていて、その後世代のノンポリ世代のわたしには、お姉さんたちの苦しみや、もがきがやっぱりちょっと遠いもの感じてしまって。
読後感がスッキリしませんでした。
落合恵子さんのお母さまを7年介護した時の本も手に取ったんだけど、これも苦しくて、斜め読みで終わってしまいました。
強く生きることの姿勢が、どうもわたしには共感できず。
弱虫だしね、できれば波風立てずに生きていきたいと思うタイプだからかなぁ。
これを読んでいたら、夫は、「おやまぁー、なんであなたが、SDG sを?」と含み笑いしてたんですけどね。わたしだって読むわよ。
自分が良かれと思っていた暮らしの向こう側に見えていなかったたくさんの現実に、正直に向き合う機会をくれた一冊でした。
読んで良かったよ。古着のこともエネルギーのことも、アフリカのことも、みんな意識さえしていなかった問題でしたからね。
この夏、アーサーランサム全集を読み返しながら、こんな本も手にとっていました。