2022年 10月 05日
手前味噌2022 今年も美味しくできました!
今年は仕込みがお彼岸(春)と出遅れましたが、無事に恒例の手前味噌できたよ。

なぜこの甕(かめ)をいちばん最初にあけるとメモがあったのか?

すっかり忘れていたんだけど、あけてみて思い出したよ。
最後に詰めた容器。残った味噌玉をいっぱいに詰め込んだから、発酵して溢れる危険があったからでしたが、溢れずに良かったわ。
表面と縁にできた黒カビは想定内。

そっとすくってはがせば、美しい黄金色のお味噌です。

例年は、甘口(大豆の2倍の麹)と普通(大豆と麹は同量)で半々に仕込むんだけど、今年は家族総出で大騒ぎして15キロ(乾燥大豆)を仕込んだので全部が大豆1に麹は1.5倍で中甘です。
大豆は南アルプスの丸玄さんのまぼろしのあけぼの大豆 。
麹は甲府の五味醤油さん。
お水は八ヶ岳南麓の自慢の名水で仕込んだよ。
夏も涼しい八ヶ岳なので、低温熟成なのよ。東京だと発酵しすぎて色も悪くてね、酸味も強くなるしね。八ヶ岳の山の家はお味噌の熟成保管にもってこいです。
最初の甕のお味噌は、親類と子どもたちのところへ送ります。
今年は婿さまとお嫁ちゃんが大活躍したのでした。
その時のことはこちら。
八ヶ岳南麓、小淵沢産の新米ミルキークイーン。

若い後継者が一生懸命作っている「八ヶ岳の余韻」というブランド米です。これがねぇ、すっごく美味しいの。
ネット通販だけ?
っと心配したら、「道の駅こぶちざわ」 に売ってますよと店主さんに電話で聞いたので早速買ってきました。
お味噌と一緒に一緒に送るよ。
美味しい新米に生味噌でおむすび。
ミルキクイーンは小粒だけど甘みがたっぷりもっちりしていて、冷めても美味しいお米なのでおむすびやお弁当にはもってこい。旨いに違いないです。
家族でつくる手前味噌には、
山の家の常在菌と家族総出の常在菌が混じって、孫たちにも良い菌が継承されているはず。
手前味噌は、いっぱい食べて元気で丈夫な子になって欲しいというばあばの願いです。