標高の高いところはもう紅葉シーズン。
おむすび作って、八ヶ岳登山です。
シニアゆえ、往復3-4時間で歩けるコースです。
真っ赤なナナカマド 前回駐車場が満杯だった白駒池(麦草峠)の登山口は、平日ですが150台の駐車場は、朝7時の定点ライブカメラでほぼいっぱい。
行っては見たものの今日も20台以上が駐車待ちで早々に諦めて下って来たよ。
小海町の観光案内所で、「シャトルバスとかありますか?」と、聞いたら土日だけ1日1本とのこと。白駒池は、ほぼ幻の登山口となってます。
観光案内所のおばちゃんのおすすめで「トレッキングするの?湖と紅葉なら、稲子湯からしらびそ小屋のところのみどり池はどうかしら?」と言われてこのコースに突如変更。
登山ルート地図には、
稲子湯(標高1,460m)ー(40分)→駒鳥沢の水場ー(1時間40分)→しらびそ小屋(標高2097m)のみどり池へのコースです。

昔のトロッコ軌道のある広い林道みたいな道なので、楽勝、楽勝と思っていたらずっと登りで。
ヒィヒィいいましたよ。
後からガイドブックを見てみたら健脚・中級コースとあってびっくりだった。知っていたら登らんかったわぁ。
案内所のおばちゃんは、私たちにも登れると思っておすすめしたとしたら、ちょっと大変なコースです。
でもカラマツの原生林と、ここも北八ヶ岳特有の苔の森。
カラマツにからんでいるツタの紅葉が幻想的。
大好きな苔の森を歩くだけでご機嫌ですけどね。
湖畔に佇むしらびそ小屋。
連休後とあって、しらびそ小屋はお休みでしたが、
池の向こうに見える稲子岳と、天狗岳の東壁の眺めの素晴らしいこと。
登山者は、わたしたちのほかに登山熟練風のカップルと、なぜかアウトドアファッションの撮影クルーとモデルのイケメン2名。紅葉に映える美男子だったわ。(美男子→古いわ。)
ちなみに八ヶ岳の解説。
大昔、富士山と背比べして勝った八ヶ岳は、怒った富士山に蹴飛ばされて頭が吹っ飛んだという神話伝説があります。8つの頂きが明確にあるわけじゃないけど、おおよそ、手前から(甲府盆地から観て)編笠山、権現岳、阿弥陀岳、中岳、1番高い赤岳、横岳、硫黄岳の並ぶ山脈を言いますね。これは南八ヶ岳と言われているところ。
ダイナミックな登山ができる人気の山々。私は編笠山しか登ったことはないのよ。
夏沢峠を境に、北八ヶ岳。(地図の上部)
原生林に湖沼と苔の森で私はどちらかというとトレッキングするのは北八ヶ岳が好きなんです。今回も北八ヶ岳の苔の森縦走コースね。
蓼科側(地図左上)の北八ヶ岳ロープウェイの登山口からの縞枯山、茶臼山、北横岳あたりの湖沼も美しくて大好きなんだけどね。
いつものおむすびショット。
前ボケで山をくっきり。
後ろボケでおむすびをくっきり。
今日もおむすびが美味しい、楽しい山歩きでした。
今日のおむすびは大根菜飯のおむすびです。明太子入り。