我が家の南の森は、まったく手入れがされていない原野のような雑木林なんです。
ほとんど藪だらけね。
ことしは滞在日数が120日を超えて、1年を通じて森の変化を見てきました。
移り変わりを見るうちに、どうしても気になる藪や倒木があって、自然にまかせておけず、こそっと森の再生のお手伝いしてます。
落ちて散らばった枝を集めたり、隣の木に引っかかってしまった倒木を倒して、元気な木を助けたり、森の困りものの藤づるやウコギの絡み付きを払ってやったりね。
枝払いや藪払いをすると、本当に森がイキイキしてきます。
薪になりそうな枯木は、短く切って。
ヤブを払って出てきた倒木。
縦横無尽に倒れ落ちている理由は大きな藤づるが何本もからんでの事。
赤い線が藤づる。私の腕ほどの太さがあってしぶとい。
高い木の頂上まで絡みついています。
それをノコギリでゴシゴシ切って。これが結構時間がかかるの。
ようやく4本を引き倒しました。横になった1番大きい倒木も地面に下ろしたいけど、
まゆみの株元に挟まって落ちず、これはもう少し朽ちるまで待つことにしないとね。
もう一度ビフォー。
絡みつきを切ってやると巻き添えを食っていた低木たちがぴょんっと勢いよく立ち上がってきます。払った枝も枝山にまとめておきます。
そうしないと枝が散らばってまた低木の実生が育たないからね。
きょうは、先月みつけて慌てて逃げたスズメ蜂の巣の撤去。
これが始末できないと奥の藪まで進めなかったのです。

直径20センチくらいあります。
1月のあいだにしっかり何度かスズメ蜂撃退スプレーを吹きかけたので、もう巣は朽ちてきています。
蜂もいなくなったようなので、高枝切りバサミで枝ごと切ってね。
穴掘って埋めたよ。
あぁ〜ほっとしました。
南側の隣家との距離は100メートル以上あるのだけど、冬枯れでおうちまで見えるようになっています。あいだには、まだ藪があるんだけどね。
この冬少しづつ整理して、元気な森になってもらいたいと思っています。
この秋にまいたどんぐりの苗木を少しづつ植林して美しい雑木林にしていけたら良いなぁ。っというのが、ばあばの夢なの。お手本はもちろん柳生博さんですよ。