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お正月準備① 郷土料理のいかにんじん

さくっとクリスマスの片づけをして、今日からお正月の準備です。
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都会の商店街は、すでに人混みがすごくて、朝いちばんで最後の正月用品の買い出しに行ってきました。けしの実(松風焼き用)を買い忘れて出直したりして、大慌てです。

今日は乾物類からじっくりと。
朝のうちに夫に、スルメを刻んでもらったので、いかにんじんです。
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いかにんじんは、福島県の須賀川市の有名な郷土料理なの。
夫の両親は、須賀川市出身。福島県は、縦に海岸線から浜通り、中通り、会津地方となっていて、主に浜通りの福島市、郡山市、須賀川市、白川市などの地方でお正月によく食べられるのがこのいかにんじんです。
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でも夫の母は全く作ったことがなく、もっぱら叔母から年末に届いてました。
数年前から、叔母に習って私が作るようになりました。

「いかにんじん」で検索すると、農林水産省の東北地方の郷土料理にはじまり、福島県、福島市、須賀川市のホームページに詳しいレシピがあります。
夫や子どもたちは、こんなところにご先祖の味の記憶があって、これがないとお正月という気がしないようです。

私の叔母直伝いかにんじんは、
スルメ1枚に、人参1本、砂糖大さじ2、醤油大さじ2、味醂大さじ1、酒大さじ2という配合。
今回はスルメ4枚で人参4本です。いかの足は使いません。
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スルメは、横に5センチほどに切り、5ミリくらいに縦に千切り。たっぷりのかぶるくらいのお酒に半日漬け込んでおきます。人参も同様に千切り。
調味料を合わせて、(この時のお酒はスルメの戻した時に使ったお酒)一煮立ちさせて。
そこにスルメを入れて混ぜ、さらに人参を入れて。
数日待ってからね。お酒の肴にはぴったりです。

そして黒豆。今年も鉄卵がいい仕事をしてくれて。
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関西風に下ゆでした黒豆を砂糖蜜に入れて、温め、冷ましを5回くらいやって煮含める作り方です。
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今回は丹波の黒豆です。明後日ごろ関東風の固めのシワ寄せの黒豆も煮る予定。

栗きんとんは、やっぱり鳴門金時じゃないとねと。
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今年は栗仕事ができなくて栗の甘露煮市販品です。
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クチナシが綺麗に染めてくれました。茹で上がったらフープロで潰して。
市販品の栗きんとんは、もうちょっと味醂が多くて緩いけど、私は茶巾に絞ってお重に詰めたいので、これくらいのかたさにしています。
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ついでに、本日のばあばtoばあば eats。
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今日は夫が施設の入居契約に行くんです。
さぁ、無理は禁物です。午後、私はお昼寝しまーす。

ブログテーマ: 【お年玉プレゼントキャンペーン】年末年始・新春の一枚 2023
by yukkescrap | 2022-12-26 14:48 | お料理スクラップ | Comments(0)

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