
厳寒の冬の楽しみに野鳥観察があります。
木々の葉っぱがみな落ちて見通しがきく森の枝に止まった野鳥がよく見えるからね。
観察用においた餌台に、きょうも千客万来の野鳥たち。
長期逗留中なので、時間も気にせず、窓辺にしがみついて双眼鏡とフィールドガイドを手元に置いて。
アトリ(左)、威嚇するカワラヒワ(右)黄色の翼が美しい。 家の中から、そっとカメラを構えようとする動きの気配に、すぐ気づいて飛んでいってしまうから、撮影が難しいの。
きょうは珍しいアトリのご一行様。
アトリであろうと解るまで、フィールドガイドと首っ引きで調べてました。
スズメみたいだけど、頭が角刈りのグレーなのが決め手。
繁殖地のシベリヤから、越冬のためにやってきたと思うと、その健気さに胸がいっぱいになる。
黄色いくちばしのイカル。通年日本にいるけど、冬は低地に降りてくるのね。
シメも珍しいのです。ピンクのくちばし。
ウソはよく来るんだけど、シメたち、カラ類の群れに混じって暮らしているようです。
シメは夏は北海道で繁殖して、越冬地が本州なのね。
カワラヒワの幼鳥が、ふっくら羽を膨らませて2倍ほどになって日向ぼっこしてます。
可愛いことね。
ふだんはこんなにスマート。
きょうは、だいぶ暖かいけど(…といっても、朝はマイナス4度)、風が強くて、ときどき八ヶ岳から風花も舞うのだけどね。
風でさえずりは聞こえませんが、数種類のカラ類が群れを作って飛来してきます。
常連のヤマガラきょうの訪問者。
シジュウカラ、ヤマガラ、コガラ、カワラヒワ、アカゲラ、シメ、アトリ、イカル、ゴジュウカラなど。