東京のマンションのリフォームして20年経過
キッチンの壁面パネル(TOTO)がついに寿命を迎えました。
壁のクリーム色のところです。
よく頑張ってくれたけどね。
遠目にはわからないけど、おもな劣化は亀裂とひび割れ。これはシンク前。
こうなると汚れを雑巾で拭くたびにポロポロと壁がむけてきてしまいます。
こっちはガス台前。
もうねぇ。
シニアになると「家の修繕」ということにお金をかけをかけるのが、とっても躊躇われるんだけどね。ひどく劣化が進んで見苦しくなってくる前に修繕です。
おなじみの近所の工務店さんや、キッチンメーカーに見積もりをもらいましたが、それがやっぱり目をむくような金額です。パネルの交換に30〜50万円以上ってねぇ。
いっそタイトにしようかと思ったけどタイル施工のコストもすごいのよね。パネルの方が安いくらいで、昨年あれこれ検討するもリフォーム会社の修繕は諦めたのでした。
リフォーム工事だと、現存のキッチンパネルを剥がして壁の基礎をやり直して、張り替えるという提案ばかりなのね。
えぇ、上に貼るだけで良いんだけど、これはDIYしかないか?と思案して夫とあれこれ探しました。DIYが大好きで、よーく通った浅草橋にある友安製作所さん。
貼るだけタイルで山の家のキッチンや、マンションの劣化した鏡の補修で、何度か利用したことがあるんです。
その時の記事は、こちら。山の家のログハウスのキッチンタイル修繕。
マンションの洗面所の鏡の補修タイル貼り。
今回は、夫もまじえてローコストのDIYの可能性を探りました。
大きな修繕出費は、我が家の大蔵大臣の承認が必要なんでね。
モザイクタイルの施工は慣れてきたけど、キッチン全面にこれにするのはなぁって思って、探しまくって見合ったDIYパネル。費用も本格的な修繕費の1/3くらいで済むとわかってね。
浴室などの水まわりにも使えるパネルで、シールとシリコンボンド(裏のくぼみにあるところにボンドをつける)で貼るだけです。カッターで切ることができるんです。
カラーズウォールデコレーションシリーズ デコッシュ
パネルの施工は、自分でやるかどうか、うーんと悩んだんだけどね。電気配線とかの取り外しもあって面積も広いから、プロ仕上げでお願いすることにしました。
パネルのカットのコツや、シリコンボンドの充填機械の購入なども必要とあって、友安製作所さんが施工も受け持ってくれることになったのです。
でもね、先の検討したリフォームよりもずっと安いよ。
たぶん自分でやったらスイッチ版やコンセントプレートを外さずに、くり抜いて貼ったと思うのよ。
将来的に、山の家は手放すつもりはないので、死ぬまでヘタウマでもあの山小屋は自分が納得のいく修繕で手を入れるつもりです。
でも近い将来、東京のマンションを人に貸したり、売ったりすることも視野にきちんとプロ仕上げにしておこうと。こういう不動産価値も賃貸や売却には大事だからね。
日本はマンションは、新築物件だけが不動産価値が高いと言われて久しいけど、
手を入れて付加価値をつけた住宅の良さに気がついている人もいっぱいいますからね。
暮らしの生活力が、戦後急降下して日曜大工する人も激減。
DIYは日本ではすっかり廃れてしまったけどね。
暮らしよく、美しく住まいと整えておくのは、小さな手入れが欠かせませんものね。
4時間ほどで、すっかりきれいに張り替えていただきました。
そして。
DIYパネルの販売と、今回施工いただいた友安製作所さんのホームページ。