父が遺した真紅の薔薇が3年ほど前に妹から株分けされて山の家にやって来ました。
真冬には氷点下10度くらいになる寒冷地だから、無理じゃないのぉっと言っていたんですけどね。
毎年一輪の花を律儀に咲かせて父を思い出させてくれています。もうじき命日です。
日当たりや、肥料、選定や消毒、薔薇はとっても手がかかるので、未だに育てたことがないままでした。気になっていたので、山梨県甲府昭和にある小松ガーデンさんへ。
南アルプスの麓、白州に大きな薔薇の農場を持つナーサリーです。
その直売所ロザヴェールで育てかたの講習会があると聞いて参加しました。
講師は小松ガーデンの社長でもある後藤みどり先生。NHKの趣味の園芸の薔薇の講師としてご活躍をされてます。
白州で育つならこの八ヶ岳の麓でもなんとかなりそうという期待です。
ポールスミザーさんはここより標高の高い清里で薔薇を育ててますものね。
ナーサリーの薔薇売り場の圧巻なことと言ったら!
全くのビギナーですが、薔薇の成長の過程を知ると選定の仕方や、育てかたもうなずけます。
やっぱり基礎から知ることは大事ですよね。
あとはトライ&エラーで経験するしかありません。
先生に父の薔薇を見てもらったら、「あら?パパメイアンね」っと。
フランスの黒バラの仲間の薔薇だそうで、なかなか気難しいらしいのよ。
真紅でビロードみたいな薔薇なのね。
過去の記事にあります。
強香の品種で、濃厚なダマスクモダンという芳香でも有名らしいの。
俄然きちんと育てる気合いが湧いてきました。
前から気になっていたのグラハムトーマスという黄色の薔薇。
イングリッシュローズ。デビットオースチンが作った四季咲きで強健な品種です。
こげ茶色のログハウスの窓辺の壁面に這わせてみたくて初心者なのに無謀に購入してしまったよ。
講習会が終わってから、テキストやら肥料をポチったりとすっかり薔薇ざんまいです。
上手に育ったらまたご覧に入れたいと思います。
我が家のガーデニング・家庭菜園