ガーデニングや家庭菜園は、草むしりにはじまり、草むしりに終わる。
ヘルマン・ヘッセも、カレル・チャペックも柳生真吾さんも言ってますものね。
雑草との共存もありとは思うけどね。
育てたい植物のお邪魔になるものは退場願わないとなりませんからね。
ビフォー。
イネ科のヒメシバ、オヒシバたち。
綺麗な緑ですけどね。
イネ科なので畑にはびこると困ったちゃんです。
草刈りの刈りばらい機だとこうなっちゃう。
刈るくらいではすぐに復活してしまうので、ホーという立ちガマで土をめくるように根っこごと抜き去り、土を振り落として腐葉土コンポストに投入してます。
果樹の根元には乾燥対策で、雑草と米ぬかのマルチ。
自然の分解を期待してるのよ。
基本、畑も果樹も無農薬で化学肥料も与えたくないと思っているので、有機物への期待が大きいです。
土の栄養を吸った雑草が再び土に還って栄養を戻して土を肥やすイメージです。
すごく大きな自然のサイクルだけどね。
できた腐葉土は下からほじり出して使います。 土をめくると虫も一気に活動しはじめて、それを啄ばむ野鳥たちもいっぱいやってきて。
こんな森の中で畑や庭をつくっても、大量に虫がつかないのはそういう生きものたちの循環があるからなのだと、身体で感じるようになってきたよ。多様性の大事さってこういうことなんだわね。
アフター。
スッキリ。
剪定で出た小枝を挿したら、ヤマアジサイがいっぱい根付いて、花芽も上がってます。
ミズナラもすくすく育ってるよ。
おまけ。
ダッチアイリス咲き出しました。
我が家の庭には不似合いなゴージャスさ。
その向こうにベニウツギがひっそりと真っ赤な花。
身体をよく動かすから、夜は8時半にバタンキュー。
本は1ページどころか、3行も読まずに寝落ちしました。
草刈りはまだまだ続くよぉ〜。
我が家のガーデニング・家庭菜園