八ヶ岳の東1400メートルの金峰山北麓の山里(長野県川上村)ですてきな自給自足の山小屋暮らしをしていた生粋ののアウトドアボーイの田淵義雄さん。
私たち夫婦が八ヶ岳の南麓の山小屋暮らしをはじめた時、どれほど彼の本を読み漁ったかしれません。日本一カッコいいアウトドアボーイだと思うの。
手作りの山小屋も、薪ストーブも、キリムやキッチン、ハーブ、家具製作、フライフィッシング(渓流釣り)、ガーデニング、山仕事の道具の紹介など、田淵さんの山の暮らしのエッセイが私たちのお手本であり、憧れでした。
山梨県 北杜市長坂インターチェンジのそばにある書店で、この本が平積みになっていて。
一昨年くらいに新しい本「
森暮らしの家」を買ったばかりで、にわかに信じられなかったです。美しい薪ストーブ、薪小屋、石積みのガーデンの写真はなんどもうっとり見惚れてしまう。大昔の「
森からの手紙」は何度も読んでボロボロです。
図書館で過去の本もどっさり借りてきて、雨の日は、田淵さんを偲んで読みふけっています。最近の著作には、グローバル目線での環境や、生態系、森との共存に関するエッセイも沢山あって、もうお話が聞けないと思うと残念でたまりません。
もうおひとり。イラストレーターで、エッセイストでもある荒川じんぺいさん。
八ヶ岳の南麓にお暮らしです。こちらもステキなアウトドアボーイ。
雨降りの日の 山小屋での読書は、こんな本を読むのがなによりも楽しいです。