きょうの我が家のガーデニング・家庭菜園は、バイオネストつくりです。
じいじはゴルフに行ったので、ばあばひとりで頑張ってます。
今までは、漠然とプラスチックの波板で囲んだところに畑以外の場所で刈った夏草や、秋の落ち葉を入れて積んで腐葉土を作っていたんですけどね。
先月見学に行ったぐうたら村(保育士さんの自然環境教育の研修所)。
ぐうたら村のファームがとっても素敵で、目指したい家庭菜園の理想的な畑だったのです。この時、畑の端っこにあったバイオネストを初めて目にしました。
なるほど、なりほど。
この腐葉土マスは畑や森の景色に違和感なく溶け込んでいて、総てがいつか自然にかえる仕組み。1時間くらいですぐ作れますよと言われてね。
材料は難なくご近所の森で調達可能なものばかりだしね。
昨年の冬に森の大藪払いでいっぱい枯れ枝まとめてあるんだわよ。
まずは杭になりそうな倒木を50センチほどに切って、土に打ち込み易いように太いものは先をナタで斜めに切っておいて。
ぐるっと杭を打ち込んでます。かなりラフです。
ジョウビタキやシジュウカラの真似して小枝を編むように差し込んでいきます。
かなりざっくりでもまったく大丈夫でした。
頭の上の木々に留まった野鳥たちが、下手くそだなぁって、さえずっているのがしゃくにさわるけどね。

40分ほどで完成。
今年の夏草は半分くらい発酵が進んでいて、もうしばらく寝かせれば畑や庭にすき込めるよ。
今まで堆肥マスを作るのがなかなか大変で、木製はすっかりやめて、プラスチック波板で囲うだけだったんですけど、波板が庭で悪目立ちしていたしね。
発酵させておく時は投入を一時やめるので、あと2つくらい作ろうと思っています。
コンポストでは発酵しにくいトウモロコシの皮や芯、タケノコの皮、枝豆のカラや剪定した草木の残菜などをゆっくり分解するバイオネストもこしらえようと思います。
昨今、腐葉土が足りずにホームセンターの腐葉土は、東南アジアからの輸入品だったり、森に勝手に入ってごっそり腐葉土を盗み出す悪い輩もいるとかで。
積もった腐葉土が土になって1センチに溜まるには100年もかかるそうです。
八ヶ岳の里山での落ち葉集めには、街路のアスファルトや、側溝に溜まった落ち葉で腐葉土を作っている心優しい人もいると聞きます。
わたしも森も大事にしながら、腐葉土つくりに励むわぁ。