ここ数日、忙しくてゆっくり本も読めませんでしたけどね。
寝る前には、必ず入眠剤代わりに活字を読む習慣があるので、その時に読んでいた本。
ルポのエッセイ。泣けます。
大好きな台所取材のルポライターの大平一枝さん。
朝日新聞デジタル「&w」に連載の「
東京の台所」は大好きなウェブコラムです。
最近は続編の「
東京の台所2」がリニューアルスタートしています。
書籍は、この東京の台所に登場した家族たちのその後。
もうね、泣ける、泣ける。
辛くても、悲しくても、あがきながらもお腹は減る。歯をくいしばって台所に立ったり、台所仕事ですさんだ心が救われていく人もいてその人間模様に涙無くして読めなかったよ。
続けざまにその前に出版された、「
男と女の台所」も図書館で借りて。
わたしはこの中の「結婚54年。団地暮らしの夫婦のものさし」というコラムがとても良くて。
人を招いてご飯を食べることへお金を惜しまないことを幸せという夫婦。
世界各国の美味しいものがのぼる食卓がとても素敵でした。
筆者が、家庭に文化的資産というものがあったらこの家は間違いなくとびきり豊かだと言っています。
お金やものがもたらす幸福などたかが知れているとも。
すごく素敵です。
これも良い本だったよ。
そして久しぶりの吉沢久子さんも手に取りました。もう100歳超えたんですね。
なにって最初の「ごはん」の章を読むと、台所へ行ってお米を研ぎたくなります。
日本人の食の基本の「ごはん」の豊かさに心踊ってしまうよ。
わたしはお米が大好きだからね。三食ごはんでも良い人です。
季節の食を楽しむこういう日本人の感性こそ次世代へ伝えたいことだわね。
若い人が読んでもなかなかわからないだろうなと思うけど、食の味覚の体験の下支えのある世代なら共感を呼ぶ本だと思うわ。
ばあばは、こういう素敵な人をお手本に今日も台所で美味しいお料理をして
子や孫の味覚の記憶を重ねていきたいとそっと思ったのでした。
大平一枝さんのHP「暮らしの柄」はこちら。
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