2023年 11月 03日
受け継ぐ暮らし 桐ダンスの修繕
福島の大叔母(主人の母の妹)が、亡くなって引き継ぐことになった桐ダンス。
生前から、「欲しいなら持って行きな。磨きに出さないと引き出しもうまく開かないよ。」と言われていたタンスです。80年以上前のタンスです。
幅95センチ、奥行き43センチ、高さ120センチのチェストのようなタンスです。
表面もでこぼこ、滑りも悪くてガタガタです。
Beforeのタンス。
この叔母からは以前ミシンも引き継ぎました。その時の話はこちら。
大叔母が 亡くなってから引き取ったのでお形見分けかな。
新潟の桐ダンス専門の修繕店にお願いして待つこと半年。
きょう素晴らしく美しくなったタンスが戻ってきました。
15年ほど前、娘は、祖母からやっぱり桐ダンスをもらい受け洗いに出していたんだけどね。やっぱり少し料金は高くなっています。
今回は、白いとの粉仕上げではなく、チョコレート色のオイル仕上げにしてもらいました。
取手も新しくしているので雰囲気がかなり変わりましたけどね。
深めの引き出しなので夫の普段着をしまうタンスにする予定です。
もう一つ。
私たちがインドネシア駐在のお土産で義母に買ってきた紫檀のジュエリーボックス。
母の家を片づけた時最後まで引き取り手がいなくて今回持ち帰ってきたものです。
取手のメッキも剥げて、グラグラ。
最初から取手のリングが引っかかってスムーズに開かない小引き出し。
なんでも 修理の得意な夫が、アンティーク風の取手に付け替えてくれました。
最初から取手の穴がまっすぐじゃないところが、いかにもアジアの手仕事だわね。
ジュエリーじゃなくて、細々したものの整理に使おうと思います。
歳をとったせいか、古いものを修理して受け継ぐことがちょっと楽しい。
プラスチックにはない、あたたかさも家族の歴史も感じるしね。
大事に使ってまた次世代へ引き継げたら良いなと思います。
修繕をお願いした 新潟の桐の蔵さんのHPはこちら
お初で失礼します。
箪笥の元の引き手金具は動きが渋い等、何か問題があったのでしょうか?
箪笥の元の引き手金具は動きが渋い等、何か問題があったのでしょうか?
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> botanporscheさん
桐ダンスの取手は錆びついてもうつまめなくなっていたんです。
ガタガタで、引き出せない感じだったんです。
金具の磨き直しは料金がかさんで、新しいものに交換しました。
ジュエリーボックスの方は、最初から引っかかっていたんですね。
桐ダンスの取手は錆びついてもうつまめなくなっていたんです。
ガタガタで、引き出せない感じだったんです。
金具の磨き直しは料金がかさんで、新しいものに交換しました。
ジュエリーボックスの方は、最初から引っかかっていたんですね。
by yukkescrap
| 2023-11-03 17:49
| 暮らしスクラップ
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Comments(2)











