2024年 02月 04日
からだを温める冬の薬膳茶
「今朝はあまり寒くないね」と起きて窓の外を見たら雪でした。

スローモーションのように、ふんわり雪が落ちてきて森の静寂が増しています。
雪が降ったほうが冷え込みが緩むことを知ったのは山の暮らしをしてからです。
先週、設備屋さんに台所の水道管の凍結防止の保温と電気コードの巻きつけ直しをお願いしていたので、朝も無事に水がでたよ。
東京にいたらスイッチひとつで済むことも、ここでは色々心配したりして。
それもシニアには頭の活性化になるでしょうか。
身体を温める薬膳茶のワークショップが近所のティーサロンCamellia nico tea で昨夜あって出かけてきました。八ヶ岳の冬のカフェはこういうワークショップがいっぱいあって。閉じこもりがちな季節、出不精になっているわたしを誘い出してくれます。
お茶だけど、茶外茶。
紅茶や緑茶の茶葉(お茶の木のカメリアシネンシス)のお茶のブレンドハーブティみたいなものか?と思っていたわたしはびっくり。
五香麺茶というのを習ったんだけど、ナッツ類と小麦粉をよーく炒めお湯で溶いていただく中国スイーツみたいな感じ。きょうはジャスミン茶フレーバーでしたけど。ほうじ茶や紅茶の茶葉を少し入れても良いとか。
寒い日に呑む葛湯のような感じです。最初はそのまま、きび砂糖を加えても良い。
ミルクや豆乳で溶いても良く。
寒い朝に急ぐ朝ごはんや、風邪で熱があって何も食べられないような時の重湯がわりにもなりそう。
薬膳の考え方もちょっと勉強になりました。
冬は身体を冷やす緑茶やコーヒーを遠ざけ、身体を温める紅茶をと。夏はこの逆。ちょっとしたことを心がげるのも大事だわよね。
先日友人とのランチ会の話題に、「やっぱり大事ね、食べること」という話があって。わかってはいても実践はなかなか難しい。ビーガンやカフェインレス、グルテンフリーと色々な人が会したので、勢い食へのこだわりも半端なく。
友人は昨年、仲良しの友人が立て続けにに乳がんを患い、彼女たち食の乱れを知り、
「なんとか彼女たちに食の大切さを伝えたいんだけどぉ。
すぐさまビーガンになれとはいわないけどぉ。
元気なわたしが言うのはおこがましいしなぁ。」
と嘆いていました。
人は自分や家族が大病を得て、ようやく食の大事に気がつくことも多いよね。
わたしは子どもの頃から虚弱体質だったから、食べることだけは優先して、添加物を遠ざけて、旬のもの、安全なものを、出来るだけ自分で作ってと思ってきたけど、身近な家族にさえその強い思いはなかなか通じない。
健康オタクになる気はないけど、インドや中国のお母さんたちのように台所に「医」がある生活を心がけたいとおもうのよ。
日が差して、雪が小降りになったらどんどん溶けてきました。
餌台でじっと震えていたカワラヒワもどこかへ飛んで行ったよ。(餌台の中に2羽)
午後から新しいお友だちが、材木の端材を取りに来るって。それまでに雪は溶けるかな。
by yukkescrap
| 2024-02-04 09:20
| 暮らしスクラップ
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