2024年 06月 24日
鹿の食害問題




私が親しくさせて頂いているガーデンのオーナーさんも20年間、鹿とイノシシの対策に追われたそうです。
自生していたササユリを丹精してずい分増やしたのに鹿とイノシシに食べられて気落ちされていた年もありましたが
今年は少し数が増えて楽しませて頂きました。
ササユリは生育が遅いので花が咲くまでに7~8年かかるのにそれを食べられたら怒り心頭ですよね。
やっぱりガーデン周辺をすべてフェンスで囲ってずい分食害は減ったのですが、
鹿は静止状態から2㍍ジャンプして侵入するし
イノシシは根元を掘りくりかえしてフェンスを壊して侵入するし、
その度に対策におおわらわされてました。
音もライトも慣れれば平気で入って来るし
(山の中の一軒家なのでかなりの音量を使われたのに)最近はモグラの被害で花壇をすべて掘り上げてシートを敷いてからまた花壇にされています。
確かに共生するのが理想ですが
うちの小さなお庭でも猫に荒らされると心穏やかではいられないからyukkeさんのご苦労が身につまされます。
食べられた一覧を眺めて涙です!
あのオープンガーデンに行っているササユリの見事なお庭ですね。
静止状態から2メートルジャンプ!柵もライトもいろいろ対策してもなんですね。
絶望しちゃいそうです。
ご近所さんのお庭をいろいろ拝見して、
薔薇や栽培種の多いイングリッシュガーデンの方は、やっぱり高い柵や塀をめぐらしてます。
でも「ちょっとくらいは仕方ないなぁ」とおっしゃるお庭のオーナーさんたちの庭に
植えてあるお花は、この地に自生もしている控えめで楚々とした植物が多くて、
20年目というような方のお庭の多くが、この地の植生に沿ったまさにナチュラルガーデンだという気づきももらったこの頃です。
好きなもの、植えたいもの、育てたいお花は山ほどあるんだけど、
ちょっと引き算して、目立たないけどうちの森の延長からの、それに見合う植物へシフトしていこうかと思ってるの。大好きなナーセリー巡りはちょっと封印。じっくり森をみていかなくちゃという反省もあります。
大人気なく鹿に怒ってもねぇと、共生の難しさにヘコタレながら、新しい方向性を考えてます。
(大袈裟だけど 笑)

実は私の庭も昨晩、鹿にホスタをまるっと食べられてしまいました(涙)。大小10株ほど植えていましたが、8株やられました・・。もう茎が3㎝程しか残っていません。この状態で再生してくれるのか心配です。そちらのお庭でもホスタが被害にあわれていましたが、その後新芽が出て再生しましたか?
いきなりの質問ですみませんが、よろしかったら教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
森の困ったちゃんですね。
齧られたホスタですが、復活しますよ。株は小さいままですがちゃんと出てきました。
根っこごと抜かれてしまわれてなければ、大丈夫と思います。
いちばん嫌なのは、植えたばかりで、根がはっていない苗をポイっと根から抜いて食べ散らかして行く時です。最近は植え付けたばかりの苗は、木酢液を希釈してスプレーしておくと良いみたいです。腐った臭いが苦手のようで。(個体差もあるでしょうけど)
見栄えが悪くかっこ悪いけど、ホスタは株が大きくなるまで、ネットでおおっています。
大きくなれば齧られてもダメージ少ないしね。
今年は、ピカピカライトが効果があって、あとはヒトデのエキス、干しヒトデをまいてます。
夜だけじゃなくて、昼間もやってくると困るんだけど、今年は他所に行ってるみたいです。