かねてより、いつの日か伺いたいと願っていた八ヶ岳南麓の
アダージョの森。

個人のお宅なので、お知り合いの伝手で今回は訪問が叶いました。
今は山ゆりのシーズン。
芳香が森一面に漂って、息が止まりそうになるくらいです。
雑木の森の根本にずっと続く山ゆり。(そういう写真が撮れずに残念すぎる。)
3,000坪を超える美しい雑木の森です。
自生の山あじさいがずっと咲き乱れるアプローチから、母屋のある南庭には薔薇と宿根草のナチュラルガーデンになっていて、どの植物たちも元気に大きく見事な成長。
標高1100メートルという、難易度の高い場所ですが、盛夏は涼しいので、今の季節の花々もほんとうに元気で美しいのです。
桔梗畑なんて仰るけど、こうたくさん群生する桔梗ってすごい。

白と紫の桔梗ですってよ。
今はYoutubeで動画も配信されています。
こちら(youtubeが開きます)
巨大なホスタ。その奥に山ウド。ホスタは、山ゆりの花よりも大きな葉っぱです。
初めてみました、玉あじさい。

ドラマチックな傾斜の地の庭のデザインは、こういうステップや、エリアのシーン分けのデザインも見事なのです。

八ヶ岳南麓のガーデンには薔薇のハイシーズンに合わせてお花のピークを設定しているガーデナーさんが多いけど、このおうちは季節の移ろいごとに巡る庭の様子がほんとうに素敵です。
もみの木の根本には、春はイングリッシュブルーベルがいっぱい咲くんですって。
うちはぜーんぶ鹿さんに食べられてしまいましたけどね。
大きな森、せせらぎ、自生の山あじさいのアプローチと、鹿さんが喜んで来そうだけど、鹿が大好きな山ゆりもまったく被害なしでスクスク育っていました。
なんだかここは神々しくて鹿が近寄らないのかもしれません。
冷たいお茶をどうぞと、バスケットから出てきたのは冷えたおしぼり。
奥さまのおもてなしが素敵すぎる!
ちょうど巣立ちを待つジョウビタキの雛の観察中で、蛇や獣を追い払う奥さまに全幅の信頼を寄せているジョウビタキ。そんな楽しいお話も聞けました。
帰る時には、お庭巡りの時に「増えすぎてるの、これ欲しいですか?」と聞かれた苗が
お土産に準備されていて。
イトバハルシャギクと、大木に絡まったツルあじさいを挿し木にして準備くださって。
素敵なオープンガーデンのオーナーのお心遣いにも大感動でした。
私の庭は一年生でまだまだですけど、お花を育てる楽しさと心意気はじゅうぶんあるよ。
こうして先輩たちの八ヶ岳の森庭の暮らしを見るたびに励みになります。
そして今日、ご案内してくださったKさんのお庭で、「チコリの花って見たことありますか?」
と。初めてチコリの花を見たよ。
可愛いことね。いつもYさんは、こんな風に枝を上手に使って支柱にしているの。
とっても参考になります。
標高が高くても、とても暑い日でしたけど、ガーデンめぐりは楽しねぇ。
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