新婚時代から転勤族の私たち夫婦は、
「将来は自然がいっぱいの田舎に暮らそう!」
を人生の目標に、色々な国や土地に暮らしてきました。
最初の赴任地インドネシア転勤が決まった時に買った八ヶ岳の森の一角。1990年でした。
帰国して東京の社宅暮らしをしながら、1994年に別荘地の管理会社がアメリカから輸入するログハウスキッドで小さな小さな山小屋を建てました。
なんたってねぇ、まだ若くてお金もない時代。
「安ければ良い」が何よりも優先されて作った山小屋はわずか70平米足らずの安普請。
その後も転勤や引っ越しを重ね、少しづつお金を貯めては、手を入れて愛着のある「山の家」になって今に至るの。
30年の2拠点生活を経て、八ヶ岳で暮らす時間がうんと増えたので、私は移住を決めました。
若い頃は東京が捨てきれず、50歳くらいまでは東京の家との半々で良いかと考えていたけど、60歳を超えてからは、東京に暮らす理由が見つからないようになって。
すっかり住民票も移して本移住で良いと決めました。
この8月1日をもって、めでたく山梨県民になりました。
ここに家を建てたときは、山梨県北巨摩郡でしたが、今は8市町村が合併して八ヶ岳南麓は北杜市になっています。ちょうど市政20周年なんですって。
市役所で転入手続きをして、銀行口座も整理して住所変更したり、運転免許証やクレジットカードの住所変更も無事終えたよ。
夫はまだ、義母が東京にいるので、諸所手続き上、しばらくは東京都民でいますけど、いずれこちらに合流することになっています。
特に何が変わるわけではないけど、2件の家をひとつにして第一次シニア断捨離もしました。
義母の看護があるので、東京のマンションはしばらくそのままにしてあります。いずれ処分する予定です。とってもスッキリしたよ。
山梨県の皆さま、どうぞよろしくお願いします。