この山の家には掟(おきて)があって、「いっぱい退屈する」というのが昔からの掟です。
何もしない、どこへも行かないでいっぱい退屈を味わうのが掟なの。
子どもたちの小さい時は、それこそ、「退屈過ぎる!何したらいいの?」
「退屈すぎて死にそうだぁ〜」と言っていました。
なんと贅沢なことか?と大人になると思いますよね。
当時はテレビがありませんでした。歩いていけるコンビニもないしね。もちろん自動販売機だってありませんでした。
テレビは、つい半年ばかり前におばあちゃんちの家じまいで不要になったテレビが来て30年目にして初めて設営されたばかりなの。
うちに来るちびっ子は、大抵、「えぇ〜テレビがないのぉ?」と騒ぐよ。
生まれた時から絶対毎日観るものとして身近にあるものだものね。
それでも、嫌々読んだ本や、UNOやダイヤモンドゲーム、トランプなどのボードゲーム、お家のお手伝いしながら過ごす夏休みの経験は今もたくさんの思い出があります。
かなり古い30年前からあるボードゲームです。
今時、アナログ生活、そんなことはもうできないけどね。大人もスマホやネットにかじりついていますからね。かく言う自分も、こうしてブログを書いているしね。
ことしの夏はこんな絵本を借りて読み聞かせしました。
孫ひめちゃまが、自分で考えて作ったペロペロキャンディ。
紙粘土です。蛇作りからヒントを得たらしいよ。天才3歳児と褒めておこう。
自然の中に放っておけば、子どもは工夫しながら勝手に遊びだすというのは、大人の理想像かなと思うの。自然の経験を積むのには、やっぱり少し大人の手ほどきがいるかなぁ。
虫が嫌だぁ、道がじゃり道でいやだぁ〜って。お散歩も嫌がる子がいるしね。
ちびっ子だけじゃなくて、山の家に泊まりに来る大人でも、夜星を眺めたり、森へ散歩に行く人はすごく少ないの。都会っ子には、自然の体験にはお膳立てが要りますよね。
特別なことは何もしないけど、じいじの庭仕事を少しだけ手伝っていくのも、これから生きていくための何かの役に立つでしょうか?
駐車場の砂利が崩れないように石で土留めを。
みんなで石を掘り出して、転がして積みました。
じいじにはちょっともう大変な作業だったので、パパたちの石掘り出しの踏ん張りと、ちびっ子のお手伝いが助かります。
一輪車を押してみる、石の転がる支点、力点を感じてみる。
じいじはそんな様子にちょっと目を細めて孫たちにアドバイスしてました。
次回もまた、いっぱいの退屈を体験してもらえたらと思います。
最近は朝一番でやって来る鹿の親子。
赤い札が効くのか?近くには来ないでじっとこちらを覗って帰っていくよ。
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