オミナエシの不思議

　八ヶ岳の山の家に戻ってきました。ホッとしたよ。

帰路は電車で各駅停車の中央本線。途中の甲府、勝沼あたりの猛暑地を抜ける時は、車窓が熱波でヒリヒリするようだったけどね。小淵沢駅に着いたらいつもの天然クーラーでひと息つきました。

　秋の山野草が元気な庭です。

種から育てた(ポールスミザーさんの種)オミナエシ。3年目にしてようやく開花しました。

途中2度ほど鹿に強制剪定されましたけどね。

　そして不思議なのは、ロゼットで育った苗から花の穂が上がるんだけどね。

花穂の茎についたギザギザの葉っぱと、ロゼットの楕円形の葉っぱが全然違うのよ。

色も花穂の葉っぱの方が濃いです。

最初、花の穂が上がった時、葉っぱが違うので、雑草が混じって育ったのかと思って思わず抜こうとしたくらいでした。

風に揺れて良い感じよ。

いつもの自生のツリガネニンジン。

増えないんだわぁ。

毎年ここに一株だけ咲くのが10年くらい続いているけど。

　白花ミソハギは、日陰にあってずっと咲かなかったの。

この春にホワイトガーデンエリアに移植したミソハギ。お花が咲いたら普通のミソハギの紫でしたよ。あれぇ〜？

これは花が終わったら山野草ガーデンに移植しようね。

　そろそろ鹿除けフェンスを取り付けるので、フェンスの邪魔になる宿根草を移植です。

アスター(ジョリージャンパー)と、ワイルドベルガモット、ヤマアジサイ。

　夏の移植がすごく可哀想ですが、背に腹はかえられぬ。

夕方の涼しい時間を選んでね。来週は台風予想なので雨ふりに期待するしかないよ。

でも、植物たちは、もう秋の気配を醸し出しているんだわよね。

　大株のヤマアジサイの下に埋もれていた秋明菊も救出して移植したよ。

来週の気温予想は２７／18度予想。

ようやく最高気温が30度を下回るようになってきました。

　朝夕は長袖シャツじゃないとちょっと肌寒い山の家です。