読んだ本 御宿かわせみシリーズ24

　久しぶりの読んだ本の投稿です。

今年はずっと平岩弓枝さんの国民的ベストセラーの「御宿かわせみ」を読んでいます。

いまさらぁ〜なんだけどね。やっぱり名作だと思うわぁ。

　人情もの江戸時代小説が大好きなんですけど、捕物はずっと避けてきたのね。

毎回の殺人事件は、読後の気持ちがよろしくないと。

それなのに何気なく図書館で一巻目を借りて読んだらスッカリはまってしまったんです。

たぶん作家が女性で、チャンバラのシーンの描写が少ないからなのかな。

　だけど古いよねぇ。

初版が発表されたのは、昭和48年。

1973年からはじまって、最後の34巻が終わるのが2005年ですってよ。

なにしろ古い文庫本なので、図書館予約をすれば、すぐに手元に届きます。

毎回3〜5冊づつを取り寄せて読んでるよ。

　元やり手の同心だった父を持つ旅籠屋のかわせみの女将るいと、町奉行の与力の弟でいわゆる冷や飯食いのハンサム次男坊の東吾のなかなかくっつかない青春小説みたいで、20巻までは、いつになったらこの人たち結婚するんだぁってヤキモキ。

続いて25巻までは、欲しいのになかなか二人が子どもに恵まれずこれまたヤキモキ。

ただいまようやく長女の千春が誕生したところまできたよ。

　今まで断片的にテレビドラマで、御宿かわせみを観ていたんだけどね。

るい役は、沢口靖子や、古手川祐子、真野響子、最近は高島礼子のるいも登場。

東吾のイメージは、勝手に染五郎さんを重ねていたけど、テレビドラマでは、中村橋之助の東吾もあって、これが1番近いかなぁ。

　今読んでいる24巻目は、これから幕末へまっしぐら。

主人公の東吾の没後は、次世代になるらしく。まだあと10巻は楽しめそうです。

今年の私の愉しみ読書は、御宿かわせみyearになりそうです。