
果樹園のメインガーデンのど真ん中に、ニオイアヤメがドーンと咲いてくれて、とってもセンセーショナルだった今年の庭。
どんな宿根草がどのくらいのボリュームで育つのか?
昨年買った苗たちは、ひとまず咲いてくれましたが、宿根草でも越冬できずに芽吹かないものもあるし(チェリーセージとか)、2年は咲いたけど3年目はもうダメというガウラとか、ジギタリスとか。
やっぱりここは、マイナス10度以上の耐寒性が高くないと無理なものもあって、一年草扱いの宿根草もあるんですよね。
さてアヤメはすごく元気で、ニオイアヤメ、普通のアヤメ、白アヤメの3種がよく咲いてくれたんです。白アヤメは、昨年メルカリで3株買ったんだけどすごく増えたんです。
そして3年目になるとちょっと欲が出ます。
いわゆる草丈の高低差の配置、色のコーディネート、何とあわせるか?
ここのエリアのシーンは?などなどいわゆるガーデンセンスということへの欲がでてくるのよね。
いただいた苗もとりあえず植えて様子を見るものの、草丈、開花時期の様子がわかるのは翌年から。
集めた宿根草も「思った色じゃない」「好きじゃないかも?」「思うほど大きくならない」「大きくなり過ぎる」「いやぁ〜違った、そこじゃないでしょ?」とか、「陽が当たり過ぎるとダメ」「日陰じゃ花がつかない」「隣の宿根草と全然似合わない」などなどの失敗が経験値として蓄積されてくるわけです。
そうなると『植え替え』というガーデナーの楽しみというか、ガーデナー泣かせの作業もやってくるんだわよ。
そして元気過ぎたニオイアヤメ。目立ち過ぎたよ。
夫にも、「綺麗だけどそこじゃないんじゃない?」と突っ込まれて、花が終わるのを待って速攻で掘り起こしてもらいました。
咲く時期がズレるジャーマンアイリスとの兼ね合いもあるんです。
腰が心配で、シャベルで掘るのはまだちょっと無理だからね。
じいじが心配して手伝ってくれるようになってありがたいです。
これぞ、怪我の功名ですわ。さすがシルバー人材センター植木班の出身だけあるねぇと盛大に褒めちぎります。
3本くらいに株分けして、ここぞと思う場所に植え込んでいきます。
こうやってガーデナーさんたちは、花を増やして配置していくんだわねぇと思いながら。
先日グリーンフィンガーの庭友さんにいただいたデリフィニウムが、咲いたよぉ。八重でした。可愛いこと。背景にヒソップです。
咲き始めたつる薔薇、グラハムトーマス。
誘引がうまくなくて思う場所じゃない場所で、目立たず俯いて咲いたので切ってきて花瓶で眺めます。まだ3分咲きです。

いろいろ咲いてはくれたも、思いようにはなかなかならないですが、
ガーデニング、本当に楽しい季節になってきました。
ご近所のガーデン施工会社がやっている
moon cafeで素晴らしいお庭を観ながらメロンパフェ。
ご近所にはこういうガーデン関連の会社や、ペンションがオープンガーデンしながらカフェというのもあちこちにあって、今年は勉強も兼ねてちょっと回ってみようと思ってます。