YUKKESCRAP

　2月はあっという間に終わりましたよ。
最近は、お惣菜を本当にちょっとだけ作って、ふたりで食べきれるように、無駄にしないようにしています。
キャベツなんか、八分の一サイズで買ったりしてます。
　今週も、昨夜の残り物をリメイクしてのお弁当です。






私もお弁当持ってお出かけだから、二つ作りました。

　このところ、一日中、晩御飯の献立の展開と、チクチクする創作素材のことだけしか考えていなくて、かわり映えのないブログネタでございます。

さて、一年間続けてきた、お弁当アンバサダーとしてのお弁当コラム「海外駐在妻のお弁当よもやま話」もついに最終回となりました。長らくご愛読いただいてありがとうございます。
　最終回は、ニューヨーカーのお弁当を紹介させていただいています。特派員のムスメからのあれこれの情報をもとにね！こちらもどうぞお楽しみください。
Oh! Bento Labo 海外駐在妻のお弁当よもやま話は、こちらから→★



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21センチの赤のサンプラーキルトは24枚目、
赤と青のトリコロールのナインパッチは、78枚目。

まだ道のりは遠いねぇ～。

　今週は、4格子と6格子、製図にちょっとだけルートの計算も必要な糸巻きと、ボウタイというパターン。
色布に白い布の余白分をはめ込む形で縫います。縫い代は縫いこまないようにするのがポイントね。


はめ込みのピーシング（ブロッキング）は好きな手法です。

　ちょっと引きこもりすぎてますけどね。
実は、私は「お出かけ」よりも「おうち時間」が好きなのよ。でも何かしていないと居られないのね。
見かねた友人がランチに誘ってくれました。根っこが生えないようにってだって。（笑）



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　お人形さん本体の完成もまだなのに、着物だけを一足先に作ってしまいました。
手ぬぐいの風合いが浴衣にいいかな？と布を見積もったら、ちょうど2枚あれば40センチくらいの抱き人形の浴衣が一枚分、作れることがわかりました。

　実は、和裁は好きな手仕事なのよ。特に運針とくけ縫いが好きです。
ミシンで縁かがりしながらバァーと洋裁仕立てもあったけど、和裁の基礎に順じて縫ってみることに。

　とことんこだわって、単衣の本仕立てです。背縫いといしき当て、掛襟は省略したけどね。

　身八つ口の留め縫いとか、一目落としで脇縫いの見ごろの始末とか。小さくてもちゃんと作ったので、
襟を左したら、和服と同じたたみかたができまする。

　日本人でも、着物がたためない人が多いこのご時世、こんな浴衣で小さいときから知ってもらいたいなと。
お子様着物なので、付紐も付けています。
　おばあちゃんが、魔法のように刺していた「背守り」を何とか思い出して、赤の絹糸で付紐の根元に刺しました。

　帯は、この地方の有松しぼりの端切れで三尺にしてます。

熱中すると時間を忘れちゃうけど、だいたい一日で浴衣は縫えちゃうのね。小さくても、大人用でも仕事は同じ。小さいほうが、難しいというのもわかったよ。

　お人形本体が完成したら、おはしょりと、肩上げを縫いたす予定です。

参考にしたのは、市松人形の着物つくりの専門書のこちらです。





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　お雛様を飾ったら、妙に「目鼻のあるもの」を手仕事で楽しみたくなって、幼な子が抱いて着せ替えを楽しむ人形、ウォルドルフ人形（Waldorfdoll)の教室に行ってきました。

　30年ほど昔にスウェーデンに生まれたこの人形は、羊毛がしっかり詰まった抱き人形で、お人形は顔が命というけれど、小さな目と口は、子どもの想像の翼が広がるようにととてもシンプルです。
泣きたいときは、人形も泣き顔に、嬉しいときや楽しいときは人形もそう思うようにという配慮からだそうです。
頭の重さや、胴体の太さも、子どもが抱きたくなるような風合いや、バランスがよく考えられていて、オブジェにとどまらず、抱きしめたときに愛着を感じる工夫がされているそうです。
　まさにリンドグレーンの児童文学やかまし村のリーサが抱いているお人形ですね。

　身近な人が、子どもに作ってあげられるようにと、日本では、お母さんやおばあさまの手作りが主流。
いかにも羊毛の国スウェーデンらしく、上等な羊毛をしっかり巻いて球形にしこしらえ、オーガニックコットンのジャージーをかぶせて作ります。

　目のくぼみは、しっかり巻いた羊毛のボールをタコ糸で縛って出しています。
頬っぺの膨らみや、頭の後ろのうなじのラインまでと、手のこんだ下地作りもあってね。


　ここまで来るのに、5時間を要していますよ。

私は、羊毛を触るのは初めて。
紡げば毛糸に、石鹸水で煮て熱を加えればフエルトになるのは、スウェーデンの有名な絵本、「ペレのあたらしいふく (世界傑作絵本シリーズ―スウェーデンの絵本)」にもある過程とおり、そのままです。その手法で人形にニットや、フエルトの靴を作る人もいらしゃって…。

　シュナイター教育の幼稚園でも、ずいぶん取り入れられてるようで、教室には幼子がいるママさんが、「今日は一日子どもはパパさんに預けて…。」と言っていらしていたり。
　お孫さんに作ってあげたくてという手仕事の好きなおばあちゃまたちもいっぱい。
おばあちゃまたちのあれこれ可愛い着せ替えの洋服作りも楽しそうでした。

　いろいろ検索したら、スウェーデンに限らず、ドイツ、スイス、ロシアなどにもこの人形作家がいっぱいいて世界のWaldorfdollを見て回るのも楽しいのよ。
　ミシンの購入を決めましたんで、私も人形の着せ替え服つくりでもしてみたいところです。
ゆっくりペースで進めたいと思っている手仕事のひとつになりました。
夫にも、ベッドやゆりかご作ってもらいたいところですけどね。

ウォルドルフの普及と材料、教室は、スウェーデンひつじの詩舎から→★
私は、この教室でレッスン中です。



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　夫の長期海外出張のため、ひと月ほどお弁当はお休みしていました。

ようやく復活した今週。
東京の冷蔵庫を空にすべく、最後日、生卵はゆで卵にして持ち帰り、味付け卵に漬け込むという節約主婦。
そのために連日、味付け卵入りお弁当になってしまったけど、大好物なんで嬉しかったんですって。

　相変わらず、お弁当には、なんのお世辞も、感想もない夫ですが、さすがに日本食が恋しかったらしくほっとしたらしい。和食にこだわったら、どうもお弁当の彩りが茶色です。

銀鱈の西京漬けと、牛肉の蓮根牛蒡のしぐれ煮。


大根と豚バラ肉、どんこ椎茸の煮物、鶏の照り焼き。


ヒレカツとポテトサラダ、菜の花のじゃこ和え。


夫のリクエスト、鶏ささみの竜田揚げ、ようやく卵焼き。


土曜日出勤のサンドイッチ弁当。イチゴはヘタ付きで可愛すぎたかな？

　今週も元気にお勤めご苦労さん。
来週も、お弁当作りの皆さん、頑張りましょうね。



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　どっぷりの引きこもりで、おうちで手仕事の日々です。
今回は、基本のサイズ（一辺が21センチ四方）の5分割、5格子で作るパターン。1ブロックが4.2㎝。
個々に測っていられないので、製図しながら分割線を引いてパターンの型紙を起こします。

型紙つくりは、ほんと頭の体操になります。分度器を使わずに、久々にコンパスで垂直2等分線とか描いてしまった。こんなところで役立つのか！小学校の算数とおもったよ。

　ちょっと「ローズ」と名前がついたパターンにも似ていますが、Georgetown Circle ジョージタウンサークル（別名Memory Wreath　メモリーリース)
というパターンです。


裏はこんな感じ。

キルト用に小さなアイロンを買ってしまいましたよ。

同じく5格子のMonkey Wrench　モンキーレンチというパターン。

裏はこんな感じ。

　型紙の分割はちょっと複雑ですがブロックをつなぐのは、基本どおりだから、まだ難しくはありません。

　福寿草が咲いたよとか、梅が満開よとかを小耳のはさむものの、お出かけモードにはちっともならないのだ。カメラさんぽも遠のいています。
　どうもね、いつもの天邪鬼で、観光用の花園で何万株の福寿草とか、何万本の梅の木とか言われるたびに、がっくりとなってしまうのだ。いわゆるおばあさん向けのアミューズメントな観光植物をお気軽にひょいっと見に行く気にならないわけね。

　そろそろ、さんぽに重い腰をあげなくちゃって思いながらも、どよーんと後ろむきで本読みと手仕事ばかりになってしまう今日この頃です。



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　今週は、ピースに切っておいた三角と四角の残りで、Double Quartet。
好きな赤色の布です。


裏はこんな感じ。ちょっとずれても気にしないんです。

ピースのつなぎを間違えて、部分的にほどいて縫い直したりしてます。
ちっとも頭の体操になってないなぁ~。

　最近は、布屋さん巡りも楽しいです。
吉祥寺の布地屋の老舗COTTONFIELDが閉店してしまって、ファブリック好きは本当に寂しい。
　西荻窪のPindotと

Country Quilt Marketなんかで、

だたいま物色中なり。



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　2月のお片づけ講演会の忙しい日々がようやくひと段落してきました。
講演会の帰りに、日本橋三越へ。

　大好きなカリスマ手芸家、下田直子さんのハンドクラフト展へ。
　懐かしさと、新しさが、すごくいい感じでまじりあって、ちょっと涙がでそうになってしまいました。

　昭和の家庭にあった手芸や裁縫という暮らしと密着していた手仕事ですが、
下田さんの手にかかると、アートまで昇格してしまうのですよ。
手芸家さんというと分野やジャンルが絞られるのですが、布と糸が彼女の手にかかると、その素晴らしと言ったら。手法は、刺繍、パッチワーク、編み物、ビーズ、スモッキング、きっと織物も・・・。
さらに世界中の手仕事のエッセンスもたくさんあって、棕櫚の編地をはいだものや、フエルトの小物、懐かししすぎて涙で鼻の奥がつーんとしちゃった「ビーズのがま口」なんかもあって。母の妹、編み物が得意な叔母がたくさん編んでいたことがあったよ。
着せ替え人形のカーディガンなんか、私も、こういうのをおばあちゃんに編んでもらったことがあったなぁ~って。

　会場で見かけた下田さんが、とても凛とかっこよくて素敵。憧れます。

今までやってきた私の手仕事を振り返るいい機会でした。
パネルの中に、「布が好きで通った下北沢のまきの…」なんて言う記述に、あぁ、私もそこで青春をすごしたわって。

　おばあちゃんの針箱から糸や、針をもらって、端切れももらって布遊びをしていた幼いころがフラシュバックしてきちゃったのでした。たぶん私の布と糸が好きなのは、おばあちゃんゆずり。
喘息で幼稚園を休みがちだった私は、おばんちゃんがつくった綿入れ半纏を着せられて、おばあちゃんの手仕事をみて育ったのでした。
　
　こういう作品展は、いい刺激をもらうのだけど、今回は、そんな私と手仕事の原点を思い出させてくれるものになりました。
（作品の写真はNGだったから入り口のところだけね。）

　開催は、日本橋三越本店　新館7階　2016年2月15日まで　詳細はこちらから→★

　


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赤のサンプラーキルト。
これまた、たくさんあるBasketのパターンから、定番のFlower Basketです。


裏はこんな感じ。


　よく似たものに、Cactus Pot Blockというのもあって、サボテンにシンパシー感じちゃうなぁ。

きっとアメリカの南部、メキシコ近くで人気だったパターンなんでしょうね。同じく4格子からパターンを作っています。

　ちょっと反転すると、Suger Bowl。ネーミングもよく考えられているのねと思うわ。

　70年代の人気の布地VIPで作ってみました。

　隙間で縫い進めているFour Patche。今週は37枚。
ダークな赤と青を選んでチクチク。


ライトな赤と青を選んでチクチクした日もありました。


　わたしにとってチクチクは、静かでフラットな穏やかな気持ちになれるひとときなよね。


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　赤のサンプラーキルト。
今週はStar。その中でも大好きなEight Point Star。これも4格子でおこすパターン。


　ストーリーのある布を使っています。これは赤ずきんちゃん。


星のパターンはたくさんあって、楽しみです。


　ストーリーのある布を見つけるとどうしても欲しくなっちゃう。
困ったもんです、お話が分かるところまでいっぱい買わなくちゃなりませんからね。




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